恐竜が闊歩する地上の上では、形や大きさがさまざまな「翼竜」が優雅に飛び回っていた。翼竜(よくりゅう)はきわめてバラエティ豊かで、初期の2m程度の仲間から、クリオドラコンのように翼幅が10m近い巨大な仲間もいた。今回新たに発見された「Skiphosoura bavarica(スキフォソウラ・バヴァリカ)」の化石は、小型の翼竜からどのように大型化したのか、その変化をうかがい知る貴重な手がかりとなっている。翼竜の進化のギャップを埋める未知なる種を発見 新種の翼竜の学名「Skiphosoura bavarica(スキフォソウラ・バヴァリカ)」は、「 […]