大マゼラン雲は、地球から約16万光年離れた場所に位置する不規則銀河であり、天の川銀河の伴銀河として知られている。天文物理学者、大仲圭一博士ら研究チームは、超大型望遠鏡VLTを使用し、そこに存在する赤色超巨星「WOH G64」の詳細画像を撮影することに成功した。WOH G64は繭のような形状の明るい光で囲まれている。これは、超新星爆発の前に死にゆく恒星から物質が劇的に放出されることと関係があるかもしれないという。大マゼラン雲にある赤色超巨星WOH G64の詳細な画像 チリ・パラナル天文台にある欧州南天天文台(ESO)の「超大型望遠鏡VLT」に […]