2024年9月末から11月にかけて、地球の月が2つになった。その正体は「2024 PT5」と呼ばれる小惑星で、約2か月間、月のように地球の軌道を周回していた。だがそろそろこの「ミニムーン」とのお別れの時が近づいてきたようだ。地球を周回している間に科学者たちは「ミニムーン」の観測を続けていた。その結果、この小惑星の起源は月である可能性があるという。数百万年前に起きた激しい衝突で月から弾け飛んだカケラ、それが「2024 PT5」の正体かもしれないというのだ。2カ月だけ地球に2つ目の月、ミニムーンが到来 「ミニムーン(minimoon)」は […]